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Hair Fennel


川口駅前の美容室【Hair Fennel】の日々を公開しています。
本格的な高齢化社会到来の前に
「ナン・スタディー」って聞いたことありますか?米ミネソタ大学が行った修道女を対象にした大規模な調査で何十年も継続して行われています。
いわゆる認知症の研究です。
観察対象の人の中にシスター・マリーという100歳を超える年齢の修道女がいました。彼女が101歳で亡くなる直前まで元気で、コミュニケーション能力も高く、日常生活に支障は全くありませんでした。
ところが検死解剖してみると脳は萎縮して、神経細胞もかなり減ってしまっています。典型的なアルツハイマー病の症状です。
研究者は困惑します。なぜ、彼女はアルツハイマーを発症しながら認知症の症状を見せることがなかったのか?

検証の末、研究者たちは1つの仮説にたどり着きます。「認知的予備力」です。

彼女の生活は祈りと奉仕を中心にした規則正しく質素なもので、なおかつ若い頃から教壇に立ち、後進の指導にあたり脳の神経細胞を活発に使用していた。実際、記憶をつかさどる脳の器官、海馬は老齢になっても使い続けることで増え続けることが確認されています。

これが「認知的予備力」、つまり知識の蓄えになって、アルツハイマーをものともしない彼女の力強い信仰生活を支えたのではないか、ということです。

これから訪れる本格的な高齢化社会。示唆に富む研究だと思います。
 
|18:40| 田本の部屋 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hair-fennel - -
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